最小回転半径が他の方式に比べて小さく、タイヤのローテーションが少ない

車の小回りがどれくらいかを表したものでステアリングホイールを、いっぱいに切った状態で自動車を動かしたときに、回転の中心と最も外側を回る外側の前輪の接地面の中心までの距離を表したものを、最小回転半径といい保安基準では自動車の場合は、12メートルまでと決められています。
この距離を決めるものはホイルベース、トレッド、タイヤサイズ、ハンドルの切れ角があります。ハンドルの切れ角以外はサイズの小さいものが小回りがよくなりますがあまりに小さいと走行安定性能に問題が出てきます。
ハンドルの最大切れ角は、切れ角が大きいほど小回りがよくなります。同じホイルベースであっても前にエンジンがあり後輪が駆動輪になっているFR車のほうが前輪が駆動輪になっているFF車や4輪駆動車よりも大きくできます。
これは、前輪が駆動輪であるためにドライブシャフトなどのパーツと干渉を起こすためタイヤの切れ角に制限を受けてしまうためです。また、FF車のように駆動輪が前輪である場合駆動輪としてのタイヤの摩耗にエンジンの重量が重なり、しかも方向舵としての役割も前輪に重なり、タイヤへの摩耗の負担は大きくなることになり頻繁なタイヤローテーションを強いられることになります。FR車であれば前輪への負担は少なくローテーションの頻度も少なくて済みます。

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